ストレッチする時の注意点2 [ストレッチとは]
ストレッチする時の注意点は、次の4つです。
1.リラックスした状態で行うこと
2.痛くなるまで伸ばさないこと
3.息を止めないで、ゆっくり呼吸しながら行うこと
4.反動は使わないこと
今回は、
3.息を止めないで、ゆっくり呼吸しながら行うこと
4.反動は使わないこと
について説明します。
3.息を止めないで、ゆっくり呼吸しながら行うこと
息を止めないで、ゆっくり呼吸しながら行うというのは、とても大事なことなのです。なぜかというと、息を止めてしまうと、どうしても力が入ってしまいます。つまり、筋肉が緊張してしまうので、リラックスした状態にならないのです。
ストレッチは、息を吐きながら筋肉を伸ばすことが重要です。なので、息を吐きながら10~30秒は、その状態を維持してください。最初は難しいかもしれません。息を吐くことを意識するために、最初は、「ハー」と声を出しながら、息を止めないように注意してやってくださいね。すぐになれますから。
4.反動は使わないこと
反動を使うなといっても、どうしてもやってしまいがちになるので、かなり意識してやってくださいね。
反動を使ってストレッチすると、どうしても必要以上に筋肉が伸びてしまいます。その結果、限界以上に伸びてしまって、筋肉や腱を痛めてしまうことに繋がるのです。
筋肉というのは、筋紡錘(きんぼうすい)というセンサーがついているので、これ以上は無理という状態になると、筋肉が反射的に収縮するようにできています。そのため、伸ばしているつもりが収縮してしまうということもあるのです。